①株式投資をはじめることで身に付くこと
株をやって身に付いたこと 1:情報収集能力 自分のお金で株をやり始めると、損をしたくないから本気になります。 そうすると本をいっぱい読むようになったし、自分が買おうとする銘柄をとにかく調べるようになる。 「自分で調べる」というのを学んだのは大きかった。情報は探せばいっぱいある。
株をやって身に付いたこと 2:意思決定 情報をどんなに集めても株は売買しないと利益がでない。株を選ぶこと、買うタイミング、売るタイミング、損切りと、株をやっているといろんな意思決定を自分でしないといけません。しかもお金が絡むから真剣だし、結果がわかりやすい。
株をやって身に付いたこと 3:数字のセンス 株をやってると毎日の値上がり率から、投資金額のポートフォリオから、数字が必ず絡む。 また、企業の決算書も見始めるから P/Lや BSも少しずつ理解できるようになった。(最初は全く分からなかったw)自腹で投資するから会計の勉強も本気
株をやって身に付いたこと 4:大局観 25くらいの時に株の資金も300万くらいに。その金額が一気に減ったのが金融危機。 マジで泣きそうなくらいに一気に減ったw それまでは企業の収益とか、値動きとかしか見てなかったけど、もっと大きな市場の動き、グローバルな動きが重要なことに気づく
株をやって身に付いたこと 5:成果は小さなことから 大損して、いろいろ考えた結果あることが分かった。 株や投資で成果を出している人は「安く買って、高く売る」 これを徹底している。 この安く買って、高く売るのが難しいのはやってみるとわかる。 安い時に買う。それが投資の鉄則
②株式投資をする上で日々チェックすべきもの
紙媒体
●日本経済新聞
経済紙。日々の経済の動きを掴めます。
Webじゃなくて購読すること。
株価欄を毎日ざっとみていくとよい。毎日見ると上がり続ける銘柄、下がり続ける銘柄に気づく。
そこから色々調べたりすると何か発見がある。
●日経新聞の景気指標欄
毎週月曜日発行分(休刊日なら火曜日)に日経の真ん中辺りに挟まっている。
記事とは別に、経済の動きを「数字」で掴めます。
日本、アメリカ、ヨーロッパ、アジアのマクロ経済の数字が新聞1ページ分に並んでいる。
一見何気ない数字の羅列だが、相場の空気を読むために必要なマクロの数字がこれだけ小さな
スペースに圧縮されているのを他にない。1〜3月期の日本の実質GDPはいくらか?、というのは
Webで検索すれば拾えるが、時系列で見るにはこれが便利。
自分は毎週切り取って保管している。
あとこの景気指標欄の読み方だけ解説した書籍がある。
●日経ビジネス
週刊誌。毎週読んでるけど、ここに載ってた割と新しい会社買って結構な利益出たことが2回あり。
特集と、キーマン(特に社長)のインタビューを中心に読んでる。
東洋経済でもダイヤモンドでも良いと思うけど、そこはまぁ個々人の趣味でお願いします。
●会社四季報
3ヶ月に1回発行。上場企業全部の概要、財務が載ってる。
証券会社の取引ページにログインすると四季報が見られるところもあります。
売買したい銘柄はこれで探す。
●会社四季報 業界地図
上の四季報とは別に、各会社のシェア、関係がグラフィカルに書かれていて分かりやすいです。
●相場の格言集
自分はこれ読んでる。
上がりすぎた銘柄はそのうち下がるし、下がりすぎた銘柄はそのうち上がる。
迷ったときに読むと頭を冷やせる。
Web
●Yahooファイナンス
日々の株価のチェックができます。
●日経新聞マーケット(リンク先は東電の株価)
株価見られるサイトは色々あるが、日経のところは適時開示速報(リンク先の左下にある)も載る。
適時開示速報で会社がリリースする決算短信や業績修正が出るのでこれでチェックする。
業績で株価が大きく動く。
●リアルタイム世界の株価指数と為替
世界各国の株価がいまどうなっているかが分かる。一覧できる。
●東証TDnet WEB-API
上級者向け。
適時開示速報をRSSで取得できる。チェックする銘柄が数十件あると、いちいち
文書をチェックするのは面倒。これ使うとRSSで更新があったときだけ通知してくれる。
最後に
株始めるなら50万円は欲しい。ただし当面使わない余裕資金を充てること。
自分は30万ちょっとで始めた。銘柄には最低購入単位があり50万円をこえる銘柄も
あるが、これはミニ株等(最低購入単位以下で株を買える)を使えば解決する。
売買する銘柄は自分で探すこと。人から推薦された銘柄買うと大体やけどする。
自分の趣味や得意分野を通して銘柄を探すのがいい。
③株式投資について勉強できるサイト
一般的には、買ったところから2割も下がるようならどんな銘柄だろうが損切りすべきだと思う。
Q:テレビ東京とか見てるのにいっつも収支は赤字かとんとんのありがちなお父さんと
コンスタントに収益を挙げてく人の間で一番大きな違いってなんでしょ?
A:損切できるかどうか。
相場をやっている人のパターンはだいたい三種類に分かれる。
1、多少の上下をしながら、長期的に見ると収益が下落の線を描くタイプ
2、急上昇と急下降をする、長期的にはジェットコースターのような線を描くタイプ
3、多少の上下をしながら、長期的に見ると収益が上昇の線を描くタイプ
1のパターンの人はそもそもどうしたら株でもうけることができるのか、その手段がわからない。
2のパターンの人は収益を得るための手段はもっていても、リスクの管理ができない。
3のパターンの人は収益を得るための手段をもっていて、リスクの管理もできている。
その違い。